とうに30越したけど・・・。

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こういう本って苦手だったんですが、30越した今、じゃあ全部できているか?っていう戒めを込めてヒヤヒヤしながら読み進んでいました。


ある意味でアタリマエのことが書いてある本書ですが、自分が学生の時期に読んでおいたら良かったなぁと思うことがチラホラ。
「エンジニア」としてのスキルなので、R&D系に就職した・する人向けの内容ですが、「就職ではなく就社」「自己のキャリアは自分でマネージメントしていく」といったところは職種に関わらず考慮しておくべき部分なのだと思います。

ある意味あたりまえの内容としてコミュニケーションの重要性が挙げられ、
「人と話すのが苦手だから一人で黙々とできる研究開発職に就きたい」
という考えが100%間違いであることが挙げられています。

自分も学生の頃は研究開発職にそんなイメージを持っていたのですが、実際はコミュニケーションの連続だと思います。プリセールスとしての自分も各所の調整が必要な場面が毎日発生していますが、研究開発職でも同等以上に各所との調整が必要であることが容易に(今では)想像できます。


そんな現実を改めて説明するとともに、継続的に努力していくことを記述。
学生時代に学習することは「学習することを学習する」に近く、最先端の情報を常に仕入れ続けなければならない職種、これは緋色もそうなのですが、これが大事になってくるということです。


初版は少し古い内容ですが不変な内容で固められており、大いに参考になる本でした。







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