怒涛の初年度

今の会社に入ってもう10ヶ月が過ぎたんですねー。
行くも地獄留まるも地獄、が、それを判断するも自分次第・・・ってところでしょうか。

「さじ加減」という日本語の深みを噛みしめる毎日です。
営業として当然とか、ここまでの判断はOKだとか、今までの常識をベースに顧客と交渉したあと、SEや上司にひっくり返されるなんてことは日常茶飯事で、それでも「同じミスをしない」ということだけを徹底してボコボコになりながら歩いています。


さて、少しずつそんなさじ加減がわかるようになってくると、やってよい範囲でいろんなことをやりたくなってきます。
特に情報の閉塞感が今の職場では強いので、前職のコネクションなどを活かして付き合いのあったベンダーに声をかけ、最近の情勢や新商品の紹介などを来社してもらって実施してもらったりしています。

先日もとあるビッグデータ解析を得意とするベンダーさんに来てもらって話を伺っていました。

やはりバブル期組は勝ち組なのだろうか・・・


この会社さんとは先日の情報セキュリティEXPOで知り合った会社さんなのですが、そのときとは違う初老の営業さんが来社されました。

名刺交換をしたあと、会社の紹介の前にその営業さんが自己経歴紹介をしてくれたのですが・・・
去年までゼロックスで働いていたとのこと。

富士ゼロックス、国内外で1万人削減 生産拠点の統廃合も:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26362420R30C18A1TJ3000/

こんな記事もあるのですが、この人員削減で「割増退職金」で「転身制度利用」で、今の会社に入ったとのことで・・・
この年齢の割増退職金であればHONDA NSXを買ってもお釣りが来るハズで、それでいて転身制度でさらに働き続けられているというところもあって、個人のスキルに依るところも多いのだとは思いますが、なんだかんだでバブル期世代の生涯年収っていま世代、将来世代に比べて何倍も多いんだなということを改めて考えさせられました。


で、商談もそこそこに前の職場談義などを。
某信金さん案件だったり、間接的に同じ仕事をしていた時期もあったみたい。

統括長が茨城に移動だから単身赴任するんかねーなんてな話を伺って、いやそれ緋色さんも初耳なんだけどwっていう、自分よりも内情に詳しい人で変な商談だった^^;;;

同席した同僚も引いてたなぁ。



以前訪問した新潟の工場も閉鎖されたり、緋色さんがお気に入りで密かに退職後も利用しようとしていた保養施設も閉鎖されたりと、前の職場も激変しています。
自分は経営者では無いのでわからないのですが、企業は利益を求める集団で、株主に還元することが目的です。
ただ、その利益とはどこを目指すのでしょう。経常利益率を追い求めれば、いつしか従業員へとしわ寄せが来てしまうようにも思います。

「率」としては上限値を決めてしまって(例えば10%とか)、それ以上の利益率が出そうであればそこはもう思い切って従業員に還元するなどもアリなのでは・・・。



人生は本当に難しいです。
自立するだけでなくもう良いオトナですから、次の世代のために自分ができることは何かという焦点を常に持って、ギリギリで生きていきたいなと思います。





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