芦ヶ久保を出て、秩父へと進んでいきます。

ダム巡りでもしようかなーなんて思ったのですが、以前浦山ダムでは夜にドライブしていた若者が、落石（というよりもどこかから落ちてきて鎮座していた大岩）に激突、コントロール不能に陥って落下、死亡という事故があったため、ちょっと浦山ダムは避けておこうかななんてなことを思いました。

そして、じゃあどこ行こうかな･･･なんて思って、埼玉県内の中津川という川をなんとなくさかのぼってみました。
とくにコレと行った理由は無かったのですが･･･そういえばここ１年位、野生動物に遭ってないなと思って。
中津川沿いだったらなんかいるやろ！なんて思っての走行。

せっかくこの日はクルマだったので、バイクじゃできないことを･･･。
いや、バイクだと野生動物と会うと結構緊張するじゃないですか。
奥秩父や道志みちなんかで野生のサルと遭ってもピリッとした緊張感が走るｗ
見ていたいけど、襲いかかられた瞬間にバイクを発進できるようにしておきたい、などと。
で、目指したのはこっちのほう。


うおっ、なんか居た！

猫でした

いや、逆にビビるわこんな民家もない道路に居たら。

とか思ってまた徐行運転で歩を進めると･･･

ぬおっ
と思ってカメラを構えたときには逃げられてしまいました。
巨大な（緋色さんの身長よりも大きな）ニホンジカのオスが居ました。

そして中津峡という場所へ。

こういった田舎道はアドベンチャーしている感じがあって楽しいです（地元だっていう人にはちょっと申し訳ないのですが）
そして、舗装されている道路の行き止まりまで来ました。
ここから先はジムニーなどのオフ車でないと厳しそうですね。
泣く泣く引き返します。
ちなみに、こんなカンバンがたっていまして、この先の林道へ進む際には自己責任で、と書かれています。
そもそもこんな深夜にフラフラしていること自体が自己責任だと思っていますが、特に趣味でこの先へ行く際には事故などに最新の注意と大きめの安全マージンとを取って行かれるのが良いかなと思います。

山梨へ。

さて、秩父湖のほうへ引き返して１４０号線へ。
ここから山梨へ行きます。

西へと走るとありますのが「雁坂トンネル」です。


ここは料金所が有人なわけなのですが、こんなAM1:30頃だと言うのにおじさんが一人でやっておりました。ご苦労さまです。

「これは･･･軽自動車になるんかな？」
「はい、軽デス」

と、白ナンバー軽自動車あるあるな言葉を交わして、トンネルを通過。
トンネルを通過するとすぐにある道の駅「みとみ」です。


が、山梨に入った途端に野生のニホンジカを多く目にすることができました。
道路っぱたまで出てきています。
轢かれないのかな？
なんとなく人にも慣れているような感じです。


また、写真には納められなかったのですがムジナにも会うことができました。

さて、この先さらに甲府盆地へと歩を進めていきます。
やはり思うのはコペンはいくら運転しても全く疲れない。

そして誰も居ない夜を走るのは何にも換えにくいストレス解消になりますね。
つづきます。