的はずれな経済政策。

busy_man

梶裕貴さんと竹達彩奈さんの結婚が発表となりましたね。
ファンへの第一報が「オフィシャルからの通達」で「結婚の報告」だったことに、めちゃくちゃ高いプロ意識を感じさせました。素晴らしいことと思います。
竹達彩奈さんのキャラとしては「けいおんのあずにゃん」「だがしかしのほたるさん」「5等分の花嫁の二乃」などが印象的。
梶さんのキャラとしては「アクセルワールドのハルユキくん」「ジョジョの奇妙な冒険の広瀬康一くん」「からかい上手の高木さんの西片」あたりが印象深いです。
女性声優のトップと男性声優のトップが結婚した印象です。

そんな竹達彩奈さんは30歳になったばかりですが、さらに6歳以上上の世代はというと・・・

政府が現在進行させようとしている「就職氷河期世代支援プログラム」の対象となる世代です。
緋色さんもこの「就職氷河期世代」にガチにぶち当たる年代です。
個人的な意見ですが、この政府が推奨しようとしている「就職氷河期世代支援プログラム」には反対です。

やらないで良いと思う理由。

緋色さんは現在3x歳。
浪人せず、留年せず、就職浪人せずの学部卒だったので、2004年から社会へ出ました。
就職氷河期のラスト2年くらいのところです。

自分は昭和産まれなので、最近の若い人とはまた価値観も違うと思うのですが、自分が子供の頃は「権利を主張するなら義務をこなせ」と言われていました。
また、「人生自己責任論」も非常に強かった。そんな背景も記述の裏にあります。


・自分で努力をしたのか

唐突な自分語りになってしまいますが、自分が高3になったとき、まだ自分が何者かなんてわからなかったし、明確にやりたいことがあったわけでもありませんでした。
ただ、じわじわとダイヤルアップ回線を使ったインターネットの世界が開けてきて、直接的・間接的でもパソコンを学べる環境に身をおくことで、その後の就職に有利になるのではないかと考えました。
そして高校生活のうち最初の2年間はストゼロ3とギターばかりやっていた遊びを100%封印し、1年間だけですが死ぬほど勉強して浪人を回避しました。
モー娘。にゴマキが加入したのも知らなかったし、LUNASEAの解散ライブも諦めて勉強だけやっていました。

大学に入ったら遊べるなんて思っていたのも大間違いで、毎月本1冊分程度になるレポートを書きまくり、研究しまくり、テスト勉強に追われる4年間でした。

そして就職活動も数しれぬほどの企業にお祈りされながら、どうにかこうにか就職。

働き始めてからは営業兼SEとして、ノルマに追われながら技術の勉強を続けてきました。
10年以上働いた結果、もっと稼ぎたい、もっと仕事の幅を広げたいと感じて転職を決意。
氷河期に祈られまくった企業に再挑戦などをし、結果として今の会社に現在勤めています。

そんなこんなで死ぬ思いで頑張ってきた今。
自分をひけらかすつもりは無いのですが、果たして、支援が必要だとされているアラフォー世代の皆々様は、少なくとも自努力はやったのでしょうか。

非正規の場合は時給換算されるため、本来であればそうそう毎日が深夜残業ということにはならないと思います。
自分自身の夜の時間やお休みの日を、しっかりと明日の自分のためへの勉強に費やしたのでしょうか。
積み上げたスキルで、新たなことに挑戦はしたのでしょうか。

引きこもりと言われていても、常時接続のインターネットとありあまる時間がある中で、手始めにGoogle AdSenseに手を出してみるなど、マネタイズに挑戦するなどはしたのでしょうか。
パチスロやFXなどは損する可能性も大きいため、投資にはあたらないと思っています。

病気などでそういった状況になっている人も居ると思いますが、その場合は傷病手当金や、最悪でも生活保護が出ていると思うので、さらなる支援は果たして必要か?という思いです。



・後に続くのか

将来の長い目で見た際に、例え氷河期世代が正社員化したとしても、その人達が結婚して子供を生むという像が見えてきません。
日本の3大義務とは、「勤労(社会貢献となる仕事をする)」「納税(働いて得たお金から税金を支払う)」「教育(結婚して子供を生んでその子供に義務教育を受けさせる)」の3つです。

税金を投入した結果、この3つをしっかりとこなすことができるのでしょうか。無駄さが気になります。

アラフォー世代が少しマシな仕事になったからと言って、果たして人口増・税収増へとつながるでしょうか。つながらないと思います。

現在、すでに日本では生活保護・累進課税・社会保障と制度が大変充実しています。
それなのに、緋色さんから言わせると自努力が足りてなかった人達に対して税金を「さらに」投入する必要性はゼロと思っています。


もしやるというのであれば・・・
税金は「支払う」と「享受する」の境目は、年収800万円程度と言われています(諸説あります)。
就職氷河期世代でこの年収800万円を超えている人には、「頑張ったで賞」として1年間無税とか、将来もらえる年金を大幅増額、とか、何かしらご褒美をあげてほしいです。むしろください。


浪人・留年せず就職し、ノルマをクリアし続け、適齢期で結婚し、2人以上子供を設けて、教育を受けさせつつ、欲しかったクルマに乗る。

自分が子供の頃に見た「当然」は、実際に実現するには死ぬほど大変でした。
自分みたいな何の才能もない凡人は、死ぬ思いで頑張ってやっと人並みなんです。
もっと政府は頑張っている人を応援してください。


焼け石に霧吹きするのではなく、もっと若い世代へ投資してほしい。
バラマキと言われたとしても、例えば中学入学時にPCを1台ずつ無料配布とか、ICT関連の勉強をする人のインターネット接続料金を半額政府が出してくれるとか。

いまからICTの勉強をもっと全力でやっていけば、遠い将来、今の若い世代が引退するような70、80歳になっても、パソコンが扱えて指一本でも動けば、できる仕事が多くあると思うのです。
だからこそ、将来力仕事をするとかアスリートになるとかパソコンに関係がない仕事につくとしても、PCにふれる機会を政府が後押しして良いんじゃないかなと思うわけです。


また、同時に超高齢世帯には引退もしてほしい。
選挙権が18歳にならないと得られないのであれば、80歳になったら選挙権も無くすとか。


まだまだ日本は終わってはいないと思います。
が、各人が頑張るしか無いし、各人が選挙に行くしか無い。
いま政治家のLvが~などと知った顔でコメントする人も居ますが、政治家のLVは100%投票した人の責任です。

国民一人ひとりが自覚を持って大人として義務を果たしていくことが重要です。