コペンはスポーツカーなのだろうか。

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さてさて、まだまだおコペンさまの良いところを語っちゃいます。
※後日、悪いところも語ります・・・

今日はコペンはスポーツカーなのか?というところについて。

少なくともMTのコペンローブはスポーツカーです。最初に断言しておきます。
どういうところでそう思うのか、また、どうやったら「あっ、確かにスポーツカーだ!」となるのかを少し書きたいと思います。


素性を棚卸しする。

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さて、コペンローブですが軽自動車の660ccの小さなエンジンが積まれていて、ターボのおかげで自主規制枠の64psまで出力があります。
これに、約860kgのボディが合わさるわけなので、パワーウエイトレシオとしては10を超えますね。
そんなスペックだけ見たら速いわけが無いのです。。。。それはわかってる。

※パワーウエイトレシオとはパワー/重さで、値が低いほど性能が良いとされている。

だが、オープンにできる前提で設計された高い剛性をもつボディ、悪くないシフトフィール、そしてパワーは無いまでもトルクフルでツキの良いエンジン。
極めつけはハンドリング。

そのどれもが「悪くない」のだ。

特にFFであることを感じさせない回頭性の良さと、逆にFFならではの安定感とを併せ持っていて、高くはないパワーで非常に安全にスポーツドライビングを楽しむことができる。


だがその素晴らしいハンドリングは、雨の日には4割減となる。


脱ぐと豹変するコペン。

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「脱ぐと豹変」って誰かさんの事を言っているようにも聴こえますが、おコペン様も変わるんです。

コペンは電動ハードトップです。言わずもがな。
その重たい鉄板でできた屋根を頭上からトランクに格納することで、重心が一気に下がり、前後重量バランスも劇的に改善されます。

この明らかなハンドリングの違いを味わうと、もはや晴れていて空いている道路で閉めておく理由がひとつも無い、と感じるほど。


コペンでワインディングを走る際は、荒天で無い限りは屋根を開けましょう。
その素晴らしいハンドリングを堪能できます。



以上。
コペンのスポーツカーとしての素性を知るならば屋根を開けろ。





エンジンの「ツキ」は良いと言いましたが、極めて低回転でのアクセルレスポンスがかなり悪いです。
次回は、ここの点に関してコペンのネガと言える箇所を書いていきたいと思います。




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