コペンのインパネについて。

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さて、コペンのイマイチだなぁと思ったところ。続。
これはコペンローブ/セロ/エクスプレイに共通した事項かなと思っています。
ただし、今回は個人の好みが占める割合も高いです。


貼り付けましたこちらのインパネがコペンのインパネ。
左の隅に追いやられたタコメーターが哀愁を漂わせています。


左からタコメーター、中央にスピード表示、右側に燃料メーター。
個人的には、乗る前はタコメーターが小さくて見にくいんじゃないか、という懸念を抱いておりました。

が、しばらく乗ってみて判ったのは見にくいのはタコメーターよりもスピードメーターだったということ


回転数はフィーリングが多くを占めるため、そのメーターの角度が大まかにわかれば、あとは体感が多くを占めてしまうんですよね。
慣れれば、回転数もわかるし、またこの小さなタコメーターは針が動く範囲も狭いため、意外や意外、見やすいんです。


が、スピードメーターはタコメーターよりもセンシティブな情報源。
なんといったって性格なスピードがわからないといけません。
※自分はゴールド免許なので絶対にスピード違反したくないんです。

それで走行中にメーターに目をやると、思ったよりも大きく刻まれた表示と、少し太めの針とで、性格に今何kmなのかが把握できないんです。
いや、把握はできるのですが、1秒以上かかるんです。


では、双璧を成すS660のインパネが見やすいのか。
ちょっと比較。
s660インパネ
こっちがS660のインパネ。

デザインとしてはだいぶ優秀だと思います。
が、逆にS660はタコメーターが見にくかった・・・。

時計の針のようにぐるっと260度くらいにまわった外周。
これが、ギュインギュイン動くため、結構目で追いかけるのが大変。
なのと、中央のスピード表示との比率が少しおかしい。
スピードメーターをあと2割は小さくして、タコメーターの針をもう少し長く取ってほしかった(根本方面へ)。

ただ、オイシイ回転数を上部に持ってきているのはホンダスピリッツがあって本当にスキ。かっこいい。


で、個人的に見やすい!と思うMT車のインパネはコチラ。
042_o
RX-8の後期型。
前期型もさほど違いは無いんだけど、後期型は可変レッドゾーンというマニアックな機構を備えていて、エンジンが温まるまではレッドゾーンの範囲が広く表示される、という仕組み。
マツダお得意の0回転は真下、オイシイ回転数が真上。というわかりやすい構造。
そしてスピードメーターは必要最小限の大きさでデジタル表示。
これが一番シンプルでカッコよくて実用性も高い。


ただRX-8は今はもう販売終了してしまっているクルマなので、現行車種だとどうか。
86
コチラ。86の後期型。

これもRX-8に似た表示の構成をしていて、右半分がマルチインフォメーションディスプレイなので、スピードメーターだけでなく燃費、アクセルの踏力、エンジン出力、G(重力)の表示など、様々な情報を表示できる。
むしろ左側のアナログスピードメーターなんて不要なんじゃ、ってくらいにこのメーターはよくできてる。


というわけで、それほど高級車というわけでもないスポーツカーのインパネには遠く及ばないおコペン様のインパネなのでした。
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