LUNASEA 真矢さんのドラムセミナーに参加してきた。

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真矢に影響されて購入した我が家のe/Merge。

ドラムを主に作っている楽器会社、Pearlが主催するドラムセミナー、さらに講師がLUNASEA真矢さんというイベントの情報が入ってきたため速攻でチケットを確保。
参加してきたのでレポートさせていただきます!

高田馬場にあるESPの校舎へ。

今回、セミナーといいつつ指定された会場はESPの校舎内にあるライブ会場。
ESPは本校が高田馬場にあり、いくつかの校舎に分かれているのですがこの本校舎の地下にそこそこおおきなライブスペースがあります。

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ちょっと迷ったけど到着。

校舎前の道路に列を作って開場時間を待ちます。
今回整理番号は34番で、結構前の方。
シッティングがおそらく100人程度で、スタンディングが50人くらいだったのかなと思います。
立ち見だと、1,000円安い。が、座ります僕はもう40代なので・・・
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ESP校舎内まで使って入場待機列が連なります。

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んで着席
前から3列目くらいかな?(写真は撮影OKタイムに撮ったものです)

ステージ上には3つのドラムセット。
左が生ドラム  中央が先日の日本武道館でお披露目したNEWセット  右がe/Mergeのニューモデル

ドラムセミナーってことでどんな内容になるのかよくわかってはいないのだけれども、周りを見ると単にLUNASEA好き!って人も多くてLUNASEAのライブに来たテンションと変わらない。

そして定刻、Pearlの司会担当の方が登場し、セミナーが始まった。

真矢登場!

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真矢が登場すると、中央のLUNASEA用ドラムに着席。
両手を耳元に添えるとスタッフがサッとイヤモニを。

「宇宙の詩」。
LUNASEAのこの曲、ドラムは目の前の真矢さんが叩き、オケが鳴るイメージ。

しかしずいぶんと音の「混ざり」がいいなぁ
オケとドラムとの音量差というか、アタックがとても自然に聞こえる。

そして先日の日本武道館では最後列に近い場所で聴いていたドラムが、こんな目の前で叩いてもらえるってのですでにチケットの元を取った感が高い。
さらに、顔での表現が(昔からではあるけれども)素晴らしいなと。


演奏後、司会の方と一緒に前に出てきてトークタイム。


なんとしょっぱなからマサカのネタバレ。
コレ
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e/Merge(電子ドラム)なんですって!

ええーーーーーーーーぜんぜん気づかなかった

1年前に使っていた真矢セットは電子ドラムということが見てわかるセットではあったのだが、真矢のアイディアに依って実際のドラムの見た目になったようだ。

さらにこれを見たPearlの社長がコレダ!と思ったらしく、現行のe/Mergeもこの見た目を踏襲した新モデルを開発中とのこと。(これがステージ右手に置いてあるタイプらしい)

司会の人も真矢と仕事して長いようで、結構過去には無茶振りもあったとのこと。
ライブ後、帰りの車でRECデータを聞きながら帰っている真矢から、思いついたようにLINEが届き「明日までにドラムのマイク全とっかえしといてくれ」なども過去にあった。

電子ドラムになってからはこの「マイク」という概念がなくなり、ドラムのタムにマイクが必要なくなった。
すると、その分全体のマイク本数を減らすことができ、マイクが減るとシンバルの音を正確に拾うことができるため全体の音が良くなる

電子ドラムになることで、生ドラムの頃には1日ライブが終わると「全部のヘッドを交換していた」のだが、電子ドラムでは交換の必要が無いためSDGsになっているぞと。

電子ドラムとしてのデモンストレーション

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そんな、「実は電子ドラムだった」このドラムセットにまた着席し、いくつかデモを。

昔のセットに比べてこんなにタムが少ないのはなんでだろう?と思ったが、それは単純。
電子ドラムだからタムの音程が好きに変えられるのだ。

Middle → TWICEなどで使われるドコドコ音

High → ROSIERなどで使われる高めのピッチ。

Top → Highよりも更に高いロートタム的な音まで加えたセッティング。Dejavuのド頭など。

さらに、ハイハットよりも左手に置いてあるサブスネアも電子ドラム。
こちらは、曲によってモノが変わる。
普段は通常のスネアよりも更に高いピッコロのような、ブラスシェルを再現したスネアになっている。
TONIGHTなどで使用。

サブスネアも曲によってはクローズドリムショット専用になることも。
というのも、END OF SORROWのAメロなどで使うクローズドリムショットは、生ドラムの場合音が拾いにくいためAメロだけスネアのマイクを5db程度上げていたのだそうだ。

それが電子ドラムになってからは、音量を好きにセッティングできるだけでなく両手を交差させずにクローズドリムショットが叩けるようになり身体への負担も減った。

また、直近の「題名のない音楽会」へ出演が決まりこれの収録を行ったがオーボエなどクラシック奏者と近距離で同時演奏することができ、これは生ドラムでは不可能だった可能性。
そんなことをトークショーで語ってくれておりました。

質問コーナー

そしてトークショーも後半戦へ。

質問コーナーってことで前日までTwitter経由で収集していた質問を紹介。
って、最初の質問でオレが投げた質問が読まれてしまった!


質問の意図としては、ほとんどのドラマーは30歳になるころにはドラムセットは大まかに決めていて、ほぼそのセッティングのままドラム人生を歩む人が多いよなーと思っているのだが、真矢は本当にドラムセットそのままをガッツリ入れ替えながらバンド活動をしているのがすごいなと思った次第。

と、マイブームについては機材のマイブームを聴いたつもりだったのだが、趣味の方で答えてしまわれた笑

答えとしては、
「ドラムという軸は変わらない、ただ進化を止めたくなくてそのためにセッティングはゼロベースで考え直す」
といったものと
「マイブームかぁ・・・ゴルフ?いやいや」
みたいな内容でした


ラストにまた演奏タイム。

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再度中央のドラムセットに着座。

ドラムが印象的な曲
として「absorb」を演奏。

あまり聴いてない曲だったのだけれども、たしかにとても良い。
そしてとにかくも、この至近距離で見れたのがデカイ。


終演後の握手会。


さて終演後。
なんでもいいのでグッズを買った人は握手会に参加できることに。

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出口で整理券をもらって、再度並びます。

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e/Mergeの本体もこの日グッズの一部として販売されていて、なんとこの場で購入すると真矢モデルのツインペダルがついてきてさらに真矢本人が2時間ドラムレッスンしてくれるという特典付き。マジか!


オレが買ったのはスティックとグリップだったけど・・・
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緋色「真矢さんに影響されてe/Merge買って、自宅で毎日叩いてます!」

真矢「おお、マジかーありがとう!」

緋色「けどこんな特典あるなら今日買えば良かったっす」

真矢「わはは! こちら苦情1件入りましたよ~!(Pearlの担当に向かって)」

緋色「これからも応援してますーーー頑張ってください!」

といった感じでした。
やはりガキの頃から聴いていたドラマーに相対すると、自分もバンドキッズになってしまう。


非常に楽しめた良いイベントだった。
ドラマーとしても、LUNASEA好きとしても楽しめた。最高だ。


また開催されることがあったら行きたいなー

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今回のドラムセットのデザインを真矢さんがPearlへ伝えたメモに直筆サイン。
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笑うわこんなんw


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