SOPHIAの”ドラム”と”キーボード”。

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バンドには、前に出てバチバチと観客を煽りステージ上を縦横無尽に動き回るフロント部隊と、自分の場所が基本的に決まっていて演奏はその場で演奏していくバックがあります。

そんなSOPHIAのバックを務めるドラムスの赤松芳朋(以後 ともくん)さんと、キーボードの都啓一(以後 都さん)の2名が
独自にYouTube番組を始めました
5人いるSOPHIAのうち2人が出演するチャンネルということで「SOPHIA 5分の2ちゃんねる」と命名され、トークやゲーム対決やプチ演奏などを届けてくれていました。

それがこの度、「会えるイベント二回目!」というわけで浅草に新たにオープンすることとなったライブハウスを使って、トーク(&演奏)ライブを有観客で開催してくれることになったのでした。

「二回目!」というのは、実は以前に公開収録を秋葉原のスタジオでやったことがあったからなんですよね。このときはチケットが取れなかった・・・

浅草VAMPKINへ

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今回2回めのチケットは、運良く一緒にいきましょうと誘ってくれた方が居て、この子と知り合えたのもSOPHIA復活がキッカケだったのでそれ含めてもう感謝しかないのだけれども、お言葉に甘えて同行させていただくこととなりました。

現地はTXの浅草駅の直上、ドン・キホーテの7階になります。

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ドンキのエレベータ脇に整列のための立て看板がありまして、時間になりましたらこちらで列を作ります。ザックリと整理番号順に並んだあと、スタッフがやってきて番号順に並べ替えます。
そして10人程度ずつエレベータで7Fへ。

できたばかりのライブハウスということでキレイで、かつドリンクバーカウンターが非常に非常に広いライブハウス。演奏ステージのスペースよりもバーカウンタのほうが広いというライブハウスとしてはとっても珍しい設計。
全体図はこんな感じ。
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そして今回僕の整理番号は7番という良番。オープンしてホールへ入場してみたらちゃっかり最前列に着座できてしまいました。
8人程度が横並びとなる椅子の配置で8列程度でホールが埋まったので、1回の公演に入れた人数としては64人前後だったかと思われます。この争奪戦を抜けてチケットがGetできたわけで、かなりラッキーですね。

ライブ本編。

本編の全編はYouTubeから閲覧が可能です。




開始前、スタッフの方(ファンの間では有名なのか?)がMacで配信用アプリの立ち上げなどを行い、最前列ではあれど一番右側に居た僕と友人に「すみません、配信の操作などで目の前に座ってしまうのですが、大丈夫でしょうか」などと気を使ってくれておりました。

程なくして配信が開始され、トモくんと都さんが登場。
おおおー10月の日本武道館ライブのときと同じ衣装だ!さすがに日本武道館とは比べ物にならないほど近くで(2mくらい)見れるので大迫力。

そしてそれぞれがドラムとピアノに席に着くと、1曲めが「CLIO」
アルバムlittle circus収録のインストナンバーだ。

そのまま2曲め、アップテンポだがよく聴くと都さんの打ち込みが絡む。「Maybe」だ。

これは後から明らかになるのだが、本家ではまぁまず
セトリに乗ることがなくなったナンバーを、補填するようにこの二人が今後届けていきたいとのこと。
とっても良い考え方だなーと思った。たしかに5人いるメンバー、かつライブ会場も広く、来てくれるファンの子も新旧入り乱れとなるとセットリストはある程度縛りが発生する。そんな中でここでいうCLIOなんて長年ファンやってきて生演奏では初めて聴いた気がするし、マイナー曲をサラリとこちらのチャンネルorライブで演奏してくれるのは良いことだなーと。

5ぶんの2の方のライブに来るファンなんてコアな人ばかりだろうしね。

トークライブについてはもうともくん都さんの独壇場と言うか、SOPHIAでライブやっているときからこのふたりのMCは面白かったので、そんなグダグダした楽しい雰囲気が延々と続くような場で御座いました。


後半、ベーシストのMASAKIさんが飛び入り参加。
Drともくん Keyみやこさん に加えて、3ピースで演奏してくれることとなりました。
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※ベースマガジン様より借用

この方、自分は存じ上げない人だったのですけれどもESPでベースの講師やっていたり、昔はアニメタルなどでベースを弾かれていた人だったんですね。


この人のベースが面白い!
指板まで含めて真っ黄色な目立つデザインのベースで、4弦にだけアームが取り付けられていてアーミングが可能なベース。
ブリッヂ全体をアーム化すると強度やチューニングの問題があるのか、4弦だけ独立してアームで動かすことができ、それによって5弦よりもさらに低い低音を一時的に出すことができるという面白いベースでした。

速弾きもさることながらこのアーミングが面白いプレイ内容となっていて、今回こんな超絶プレイも最前で見ることができてホントよかったなーーーなんて思ってました。
出てきて最初はちょっとしたセッションをやってくれていたので。


そして一息ついて、じゃあSOPHIAの曲やりますか ってなことで始まったのが名曲「material of flower」。
その名の通り問題作”material”収録で都さん作曲の壮大なナンバーで、ここで聴けたのはすごく嬉しいけどそれって本家のほうではやっぱりやらないのねー😂 ってなんだか複雑な心揺れる笑

演奏自体はなかなか素晴らしくて、都さんが事前に作ってきてくれていた同期と、ギターよりもソロを弾きまくるMASAKIさんとで、ギターもボーカルも不在の3ピースでこんなに映える演奏ができるんだなーとプロの力を最前で見せつけられておりました。

良い公演だった。
そしてここで配信は終了。

このあと打ち上げがありますのでドリンクカウンタのほうへ移動しましょうーお二人もバーカウンタへ行きますので!というアナウンスから、入口付近のひろーーいバーカウンタへ移動することとなりました。

打ち上げ。

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打ち上げ会場となるバーカウンタは、7Fの浅草という好立地から東京スカイツリーが丸見えで御座いました。

そしてともくん都さんが登場。
さすがにバーカウンタの中での登場となったのだけれども、じゃあこれから乾杯するからみんな飲み物をーということで、ドリンクチケットを引き換えてなかった人はドリンクをもらい、すでに飲んでしまった人は乾杯用のドリンクを注文することに。

そのドリンクはまさかのトモくんが作ってくれるという自体に。
トモくんはお酒が飲めない、水が飲めない(味のついてる飲み物じゃないとダメ)っていう健康なんだか不健康なんだかわからない人なのだけれども、
お酒作るのが上手で、列をなすファンを手際よく捌いていった。

そんなオレもトモくんにビール入れてもらって、乾杯。
バーカウンタのすぐ近くに陣取っていたため、トモくん都さんお二人と直接グラスを触れ合って乾杯することができた。嬉しい。

打ち上げは、特に仕切る人が居るわけではなく適当にご歓談をする流れにはなっていたのだけれども、みんなおっかなびっくりになっていてお二人に直接話しかけないので、ちょいちょい合間を見ては話しかけたりしていた。
とはいえ握手会などでよく話すずっとファンですーみたいな話なのだけれども。。。

そして、もしかしたら至近距離で接するタイミングがあるかもなー
サインお願いできるかもなー
なんてな下心を胸に、この日サインペンを持ってきていたオレ

この・・・このタイミングなら言える!と思って都さんにサインをお願いしちゃいました。
ら、快く引き受けてくれてサインをしてくれちゃいました。

さらにその後、ドリンクを頼むと同時に(ずっとドリンク作り続けてくれていた)トモくんにもサインを依頼。
こちらも快く引き受けてくれてしまって、恐縮ながらSOPHIAのライブグッズにお二人のサインをいただいてしまえたのでした。
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⇐都サン
    ⇒トモくん

さらに、以前スタッフがツイートしていたこちら


が気になっておりまして、デビュー当時のPVやライブ映像では普通のドラムスティックを使っていたと記憶していたので「トモくんはいつからチップの無いタイプのスティックにしたんですか?」と聴いてみたところ

「うーん、18年前かなぁ」

との回答。いやわからんw
アルバムで言ったらどのあたりでしょうか?

「えっとね、『理由なきnew Days』のときからやねん」

とのこと。あ、そうなんですね~~なにかキッカケがあったのでしょうか

「その頃までドラムは自己流で、プロに教えるプロからドラムを改めて習ったときに、自分の叩き方にはこっちのほうが合ってるって気付かされたんやな」

とのことでした。
こんな細かい質問にもしっかり答えてくれて、曲やライブが良いってだけでなく人柄もまたファンがついていく理由なんだろうななんてことを実感できたイベントでした。


一言でまとめるならば今年一番の神イベだったんだけどね。
今後は地方開催も検討しているとのことだったので、地方在住の人も今後見に行くことができるかもしれない。

こんな素敵なイベントだったら何度でも大歓迎だなーなんて思えた日だったのでした。
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夜中の雷門を跡に、帰路につきましたとさ。



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