SOPHIA日本武道館、開場へ。

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さてとうとう開場の時間が迫ってまいりました。
ここまできて、Eternal会員用のブースに行っていないことに気づき来場特典をGet。
小さいポーチ。有線イヤフォンとか入れるのにちょうどいいかも。

今回はVIP席にあたるEternalシートと一般席とで入り口が分かれておりEternalシートはアリーナが確約されている状況。過去SOPHIAのライブを日本武道館で何度も見たのですが、アリーナでは見たことがありませんでした。そのため今回は気合のEternalシート!
(人生でという単位だとSIAM SHADEの復活ライブ「HEART OF ROCK」をアリーナで見ましたが)

SOPHIAと縁のあるアーティストや会社などからお花が贈られてきていました。
この日見た花束で一番衝撃的だったのがコチラ

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ブホッwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

なんと
ラクリマクリスティのTAKAです笑
本名で送ってきていたかーーって、松ちゃんと繋がりってあったんだっけ。

開演前の舞台を写真撮影するのがちょっとマズイかな?と思って自重しましたが、つい先日LUNASEAを見に行ったときと同じようなステージセットでした。
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※これはLUNASEAですが、ほぼ同じ造りだった

Eternalシート特典として、こんな座布団をいただきました

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厚さ5cmほどもある分厚いイタリア製のデニムっぽい記事座布団。
どうやらSOPHIAから、アリーナシートはパイプ椅子だからケツが痛くなるだろうから使ってくれ!という意図だったようなのだが、いやここで開封できんよ😂 っていう実情でもございました。さらにパイプ椅子よりちょっとデカくて、広げると隣の人にぶつかるっていう笑

1曲めなんだろなーーーなんだか自分の中ではBelieveでしょっぱなから全力で来るか、活動休止のライブでアカペラで演奏されたWhiteをバンドサウンドにしてリスタートの狼煙とするのかとか、再開1発目から「ここに咲く~」でヒマワリか、とか色々と思いを巡らせておりました。

ほどなく暗転し、「いつもの」オープニングSE、エディット・ピアフの愛の讃歌が流れ始めました。

SOPHIA LIVE 2022 "SOPHIA" セットリスト


///SE:
大切なもの
Early summer rain
ゴキゲン鳥 ~crawler is crazy~
///document movie
君と揺れていたい
「Eternal Flame」
///document movie
Like forever
ALIVE
///document movie
蜘蛛と蝙蝠
黒いブーツ~oh my friend~
ビューティフル
///document movie
///MC豊田→都→松岡→黒柳→赤松
ヒマワリ
KURU KURU
///松岡MC
little cloud
cod-E ~Eの暗号~
僕はここにいる
///松岡MC
エンドロール
///松岡MC
Thank you
Kissing blue memories
Believe
///全員MC 豊田→黒柳→都→赤松→松岡


愛の讃歌が流れ終わるころ、各メンバーが登場。
もう、何もかもが懐かしくて居心地の良い空気が広がる。これを待ってた。

そして一瞬の無音、クリックに合わせて朋くんが身体を動かし始める刹那、「あ、ずいぶんテンポ遅いな?」とヨカン。Believeの線が消えた。
ドッダン ドドン ドン ドドン
ドラムだけでスローテンポで始まるこれ、おおお「大切なもの」だ。

90年代SOPHIAのアルバムでもダントツの”問題作”であったマテリアルの1曲め収録ナンバー。

こうきたかーーーーっ と度肝を抜かれるオレを、畳み掛けるように黒ちゃんのベースラインが襲う。
ほぼスライドで弾き切るネットリとしたベースのプレイのクセはあのときのママで、長いブランクも感じさせない。

それはプレイもそうだけど、メンバーみんなの見た目もそうだった。

この日はまだ声出しが禁止されていたため「SOPHIAのライブで声が出せないなんてどうなっちゃうのか」という思いがあったが、ジルや黒ちゃんらが一生懸命コーラス入れていて嬉しくなってしまった笑


この日朋くんのドラムセットは完全新規のセット。
Pearl製なのは以前からだったけれども、なんと4タム1フロアっていう今までに無い多点セットになっていた!(他のV系バンドに比べたらそれでも少ない方だけど)
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めっちゃくちゃ叩きやすそう。

けれどもセッティングの都合なのか、向かって右の一番小さいタムは叩かない”飾り”になっていたかと思う。またあれだけシングルペダルにこだわっていたラクリマクリスティのLEVINでさえツインペダル化したのに、いまでも気合のシングルペダルなのがこだわりを感じる。
そしてシンバル類はセイビアンが主ではあるものの、ハイハットシンバルはむかーーーしから使っているイスタンブール。このシャンシャンやかましいハイハットはシングル「青い季節」などで顕著に聞くことができる。

このセットでツインペダルにさえしてもらえればオレもすぐ叩けると思う。

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曲としては「Eternal Frame」にて初登場した黒ちゃんのニューベース。

ネックまで含めたオールマホガニー製、シェイプはモッキンバードと呼ばれるXJAPAN hideやJUDY AND MARYの恩田さんなどが愛用していたカタチだ。
ボリュームやトーンのノブが個性的な造りをしているので、どれがどんな役割なのか知りたいところ。
リアのハムバッカー1発というのが、かつて愛用していたミュージックマンを連想させる。
漆黒のエボニー指板はスライドにスライドを重ねる黒ちゃんのプレイスタイルに合っていそうだ。

そしてド真ん中にデカデカとプリントされたにゃんこ😂
これステッカーにして販売してくれないかな~

オールマホにエボニー、電装系にも寄るけど50万円でおつりが来るくらいの価格帯かな。。。?

そしてこのベースは1音下げチューニングで登場。
SOPHIAはボーカル泣かせのクッソ高い曲が頻繁に登場するため、Eternal Frameやlittle cloud、-僕はここにいる-などは1音下げで演奏されました。

ジルくん。
そんな1音下げのベースに合わせて、1音下げ用のギターを準備してた。
普段はブラックの70年代に製造されたGIBSON、LesPaul カスタム1本でライブの最初から最後まで貫くスタイルだけれども、この日はその1音下げ用にたまにサブで使っていたワインレッドのLesPaulカスタムを引っ張り出してきていた。

ともにピックアップのボールピースが中央についているレアなモデル。
どちらかと言うとシングルコイル寄りのフレーズが多いSOPHIAには合っているのかも。


都氏。
当時のシンセサイザーのデータがまるごと残っているハズもなく、この日はアナログ・デジタル合わせて9台のシンセを準備。アナログの場合は特定の曲で1台消費する場合が多いから、これだけ台数増えちゃうんだろうね。
デジタルシンセの音作りプリセットをEternalグッズとしてデジタル販売とかしてくれたら、多分買います😀売ってくれないかなーさすがに企業秘密か笑

後半のKissing blue memoriesではショルキー(肩掛けバッグのように持ち運びできるミニキーボード)でステージ前面に出てきてジルくんとギターソロをハモったりなどしてくれた。
こちらも相変わらず、音の作りと雰囲気をバックから支える技はとても良かったなぁ。


そして松ちゃん。

1曲目の大切なものから、ずっと歯を食いしばって生きてきた、俺たちも、ここにいるみんなも!って魂の叫び。これよこれ、ちょっとクサいセリフでいいのよ松ちゃんは。
高音が続く曲は1音下げで歌っていたけれども、それでも後半の”街”、”夢”なんかは1音下げた曲よりも瞬間的には高音が必要となる楽曲なのに、その曲名にも由来するからか原キーで歌い上げてくれた。
その気合をオーディエンスも受け取ったし、通じたと思う。

ちょっと説教くさい(+長いw)MCを聞きながら「あ~こんな感じだったこんな感じだった」と実家のような安心感を感じ、オレが1曲めでは?と予想していたBelieveでラストを締めた。

コレが見たかったんだよーというところはほぼ見れたし、演奏する側、見る側も完全燃焼したと言える素晴らしく熱いライブだった。

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終演後、2023年1月8日大阪城ホールでのライブが発表。もちろん行きます。

この日の松ちゃんのMCがクッソ長かったらしく、なんとライブ時間3.5時間笑

Eternalシート特典として用意されていた「終演後のメンバー挨拶」はかなり簡略化され、バーーッとアリーナ席の周りをメンバーが1周する程度となりました笑 まぁしょうがないねあんだけ喋ればさ~~😂


なんだか機材の話ばかりになってしまったけれども、SOPHIA復活おめでとうという”空気”を、全力で楽しめたライブだった。



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